SaaSベンダーが使うフレーミング
「なぜ構築するのか、サブスクできるのに?」合理的に聞こえます。しかしこのフレーミングには2つの問題があります:比較ポイントを恣意的に選んでいること(初日コスト vs 月1コスト)、そしてビジネスが成長したときにSaaSの価格がどう変化するかを無視していることです。
SaaSの価格の実態
1年目: 月$200で登録。5ユーザー。問題解決。チーム満足。
2年目: 12ユーザーに成長。Businessティアに月$600でアップグレード。レポートアドオン$80/月、API統合モジュール$120/月を追加。合計:月$800。
3年目: ベンダーが20%値上げ。月$960。使用機能は変わらず。
3年間の合計:約$24,000——しかも増加中。
カスタム構築の計算
| | SaaS(3年間) | カスタム(3年間) | |---|---|---| | 1年目 | $2,400 | $15,000(構築) | | 2年目 | $9,600 | $300(ホスティング) | | 3年目 | $11,520 | $300(ホスティング) | | 合計 | $23,520 | $15,600 |
カスタム構築は2年目から安くなります。3年目以降、SaaSが高い選択肢になります。
SaaSが依然として有効な場面
- コモディティツール(メール、ドキュメント保存、ビデオ通話)— ビジネスロジックなし、SaaS最適
- 規制分野(給与計算、法的コンプライアンス)— 継続的なコンプライアンス更新が必要
- 3人以下のチーム— 何が必要かまだ把握できていない段階
自社での試算方法
月額コストに36を掛ける(3年間合計)。1つのワークフローの3年間SaaS支出が$10,000を超える場合、カスタム構築はほぼ必ず検討する価値があります。